リゴレット幻想曲 Op.38

◆リゴレット幻想曲(Rigoletto Fantasie) Op.38 / ドップラー、アルベルト・フランツ / ドップラー、カール(Doppler, Albert Franz 1821-1883 / Doppler, Karl 1825-1900 )

19世紀中頃、ロマン派後期にあたる頃、フランツとカールのドップラー兄弟は共にフルートのヴィルトゥオーゾとして活躍した。

フルートの黄金時代といわれるこの頃らしい、華やかで技巧的なアンサンブルは、当時の多くの人々を魅了する。兄弟共に創設当時の 《ハンガリー・フィルハーモニー・オーケストラ》、ブタペストの 《ハンガリー国立劇場オーケストラ》 で活躍した。

兄は右利き、弟は左利きで、兄弟左右対称に楽器を構えてその妙技を披露したと伝えられている。欧州各地での演奏旅行は大成功。
その演奏会のために、名歌劇の主題を用いた二重奏を作曲した。この旅行は1853年から1862年と10年ほどで、その間に様々な曲が書かれ、現在も親しまれている。

ドップラー兄弟は、フランツ・リストの『ハンガリー狂詩曲』のオーケストレーションを手伝っていることでも有名である。また、そのほかにも互いに協力した作品があるようで、編曲という分野でも活躍した。


◆リゴレットの主題による『協奏的二重奏曲 (Duo Concertant) 』

ドップラー兄弟がその超絶技巧を発揮できるよう編曲された、ヴェルディの『リゴレット』。

前奏曲、第2幕の道化師リゴレットが侯爵邸内に「娘のジルダを探しに入った場面」、第3幕の名曲「女心の歌」、第1幕「慕わしい人の名は」、第3幕「四重唱」 を主題に、美しく巧みに展開、華麗に変奏されたポプリ(接続曲)である。
二つの旋律が巧妙に絡み合い、互いに歌う様子は壮観である。


◆フルート二本とピアノによる演奏 (YouTube引用)


関係演奏会まとめ


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