🎨ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

https://twitter.com/OtoIroDesign_PR/status/1180780473431183362?s=19

久しぶりの美術館。

横浜美術館で開催中の、”オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち” という展示を見てきました。

せっかくなので、感想を残しておきます。


🎨ルノワールとパリに恋した12人の画家たち
会期 2019/9/21(土) ~ 2020/1/13(月)
休館日 毎週木曜日(12/26は開館)、12/28(土) ~ 1/2(木)
観覧料 一般 1700円、大学・高校生 1200円、中学生 700円
音声ガイド 550円

フランス・パリのセーヌ川岸に建つオランジュリー美術館。同館の印象派とエコール・ド・パリの作品群は、ヨーロッパ最高の絵画コレクションのひとつに数えられています。
横浜美術館開館30周年を記念した本展は、同コレクションから、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニなど、パリを愛し芸術に魂を捧げた画家たちの名作約70点を紹介します。ルノワールの傑作《ピアノを弾く少女たち》をはじめ、同館のコレクションがまとめて日本で紹介されるのは21年ぶりとなります。芸術の都パリの“エスプリ”を横浜でご堪能ください。

https://artexhibition.jp/orangerie2019/

20世紀初頭、自動車修理工だったギヨームは、彫刻へ関心をよせる。芸術家たちと親交を深めた彼は、画廊を開設し、コレクションをはじめた。

ギヨーム夫妻のコレクションが基礎となった、現オランジュリー美術館所蔵 印象派とエコール・ド・パリの作品群。

146点の中から約70点がまとまって来日する貴重なコレクション展。


📝12人の画家たちと、参考にならないとても個人的な感想

順路では、①モネ ②シスレー ③セザンヌ ④マティス ⑤ルソー ⑥ピカソ ⑦ルノワール ⑧モディリアーニ ⑨ドラン ⑩ローランサン ⑪ドンゲン ⑫ユトリロ ⑬スーティン でした。


①モネ : 展示はひとつしかなくさみしかったのですが、去年横浜美術館でたっぷりモネを見たので、今回は画家の比較を楽しむことにして、次。


②シスレー : こちらも好きなので、ひとつしかなくさみしかったのですが、解説で当時評価されなかったと読んで驚きました。


③セザンヌ : 《庭のセザンヌ婦人》という下塗りを大きく残した絵が印象的で、画面いっぱいまで描き込みたくなかったのはどうしてだろうと考えると面白かったです。モデルが動くのを極度にいやがるために婦人をよく描いたそうで、じっとモデルになれる婦人はすごいですね。


④マティス : 画家マティスという曲があったなと思いながら、強烈な色彩に圧倒される。≪ヴァイオリンを持つ女≫から聴こえる音も強烈でした。ヴァイオリの横の響きが苦手なのですが、見事にその音色が描かれていました。


⑤ルソー : のっぺりとした色彩が少し苦手なのですが、原画を見みるのははじめてだったので、興味深く通りすぎました。


⑥ピカソ : 新古典主義時代よりキュビズムのピカソが好きです。


⑦ルノワール : 今回のメイン展示。特別好きというわけではなかったのですが、原画をみると印象が変わるだろうという確信がありました。音が色になったようなやさしい色彩の油絵で、印刷では現れてこない魅力がとても多かったです。好きな画家のひとりに加えられました。
特別好きというわけではない方も、ぜひ一度原画から感じてみてください。イメージが変わる方は多い気がします。人物の描写もすてきですが、背景から聴こえる音がほんとうにカラフルであたたかく、おすすめです。


⑧モディリアーニ : はじめましての画家でした。顔の表現が少し怖かったです。


⑨ドラン : 《アルルカンとピエロ》に描かれている楽器の弦が見えないなと思いながらじーっとみていました。


⑩ローランサン : 名前は知っている……と思ったらシャネルを描いた画家でした。そうでした。描いたものの受け取り拒否されたらしいです。動物の表現が独特だったのですが、やさしい配色だからかふしぎと説得力がありました。プーランクのバレエになった《牝鹿》の展示もありました。


⑪ドンゲン : こちらもはじめましての画家。展示されていたのは《ギヨームの肖像》のみ。彼の絵にみるギヨームさんは、おちゃめさんでした。


⑫ユトリロ : 描かずにはいられない画家だったのかなと思いました。《ベルリオーズの家》はここで名曲が生まれたのか……などと考えました。


⑬スーティン : やはりはじめましての画家。トラウマなのかフラッシュバックなのかを描きなぐった作品と、粘土でつくった景色をぐにゃっと握りしめたような作品が展示されていて、ただただ怖かったです。


夕方に入ったので、閉館ぎりぎりまで美術館にいました。

遠目に見たいつもはないピアノ、あとから知ったのですが≪ピアノを弾く少女たち≫のモデルのプレイエルでした。

そういえば音楽イベントもしていましたね。

よると触りたくなるので近くには行かなかったのですが……。

会期前半しか展示されていないようなので、みたい方はお早めに。

https://twitter.com/mfac1/status/1179967530414161921?s=19

関係演奏会まとめ


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