3/16(土) 鍵盤で、踊る。演奏曲目から。
◆アニトラの踊り(Anitra’s Dance)-組曲『ペール・ギュント (Peer Gynt)』より / グリーグ(Edvard Hagerup Grieg/1843-1907)
グリーグはノルウェーの民族音楽から深い影響を受けた、国民楽派の作曲家である。
ピアノのための小品を数多く残しており、北欧のショパンとも称される。
ペール・ギュントとは主人公の名前であるが、端的に言えばろくでなしである。物語を読めば読むほどつまらない男なのだが、そんな彼の前に、ある中東の部族の、アニトラという娘が現れる。
アニトラは彼の財産を狙って妖艶なダンスで誘惑する、その場面がこの「アニトラの踊り」である。ちなみに、まんまと騙されたペールは、情けないことに砂漠で身ぐるみ剥がされる。
◆組曲『ペール・ギュント (Peer Gynt)』
第1組曲(Suite No. 1, Op. 46/1888)
- 朝(Morning Mood)
- オーゼの死(The Death of Ase)
- アニトラの踊り(Anitra’s Dance)
- 山の魔王の宮殿にて(I Dovregubbens Hall)
第2組曲(Suite No. 2, Op. 55/1891)
- イングリッドの嘆き(Bruderovet. Ingrids klage)
- アラビアの踊り(Arabic Dance)
- ペール・ギュントの帰郷(Peer Gynts hjemfart)
- ソルヴェーグの歌(Solveigs Sang)
※元は1876年に初演されたノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント (Peer Gynt)』の劇音楽である。後に全27曲の劇音楽の中から8曲が選び出され、4曲ずつそれぞれ第1組曲、第2組曲と改作されたため、実際の物語の展開と曲の順番は異なる。
◆オーケストラによる演奏(YouTube引用)
◆チケットご予約好評受付中 3/16(Sat.) 鍵盤で、踊る。
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